haremani’s diary

まちの元気を育むダンススタジオ〈studioハレマニ〉の日々のこと

赤ちゃんをおんぶして選挙活動の応援をしてきた話

はじめて、「お願いします!」と声をはる側にかかわらせてもらいました。

そんな日が来ようとは思ってもみなかったです。

 

大学時代の友人が2021衆議院議員選挙に出馬―

 

彼女だったら「ありえるな」という感覚はあるにせよ、こんなに颯爽と駆け抜けているなんて驚きだった。だって、同じくまだ小さな子どもたちを育てるママだから。

(「ママはできない」とかいう意味ではないが、ママがする子育てにまつわる日々のこともたくさんある。)

 

彼女の出馬の動機は「子どもたちの将来を考えたときに、今のままではもっと不安な世世の中を残してしまうのでは」という気持ちからで、

「誰かがやってくれる」ってずっと思ってきたけれど、誰もやってくれなかった。ならば「自分がやるしかないんだ!」と思ったから。

 

それを知ったとき、そこから、勇敢にもチャレンジできることにまず感謝をしました。

たとえ私が同じように感じていたとしても、こうやってアクションに変えられるかといったら、・・・黙ってしまう。。そうとうな気概が必要だと思うから。

 

いざ、お手伝いに。

私は東京12区の住人で、彼女は東京6区の候補人。ということで、電車ではるばる経堂に向かわせてもらう。

 

うすいりえ さん /日本維新の会

www.rieusui.com

 

 

 

まさか自分が「うすいりえ、日本維新の会です!お願いします!」

と声を張り上げながらチラシを渡すなんて夢にも思わなかったな。

ただ、彼女の挑戦を知ったら、いてもたってもいられなくなって、

自分にできる応援をしたくなったのです。

 

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正直なところ、それまで「日本維新の会」に対して、なにかちょっと勢い強すぎて(強行突破するイメージがあって)、怖いという印象をもっていたのです。

そして、怖いという感情はそこに対する興味をそいでしまうのだな、とも感じました。

政党のことを詳しく知らなかった。

 

(コロナでもそうですが、「怖い」で身も心も固めてしまっては柔軟に対応できないはずなのに。怖いを煽ることに嫌悪感があったのに。反省。)

 

今回、初めて知ったのは、

日本維新の会は、企業団体からの政治献金を禁止しているということ。

政治家が志をもってなにか改革をしようとしても、結局しがらみに行き当たる。

しがらみの多くはお金や権力と関わっているかな。

政党は、大きなお金で政党を応援してくれる企業団体があるため、それらが有利な方へと動くように舵取りしなければならなくなる。

結果、個人の志は大きなお金の前では飲み込まれ、打ち砕かれ、散ってしまう…ということがほとんど。

 

組織票なんて言葉も今更ながらピンときました(^^;。

企業団体の利益につながる政党・候補者を推すんですよね。

自民党立憲民主党なんかはばっちりそういう形で支えられてもいる。

 

そういう企業団体からの献金を受けないとどうなるか。

しがらみなく自由に動ける

ということなんですね。

 

だから、うすいさんは「日本維新の会」を選んだと言っていました。

子どもたちの未来を守るためには「今」動かないと遅いのに、

「今」動いている人は結局大人目線で教育を語っている。

「子どもたちの立場・目線で」今動いていけるためにはこの選択だったと語っていました。

 

そんなことを語る彼女の演説を背に、赤ちゃんをおんぶしながら経堂駅前でチラシを配りました。

 

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たくさんの人は素通りしていきます。

あ、子連れのママさんが来た!と思ってここぞとばかりにチラシを渡す。

が、素通り。

「あぁ、私もそうだったかな」と思う。

「維新の会!?いやいや応援してないし」「子ども寝てるんでうるさいのやめてください」みたいなね。

 

あ、若い人だ!投票行ってほしい。

だって、組織票がないこの政党が勝つチャンスは、今、選挙を棄権している(投票行かない)若い人にかかっているから。この3割の人が動けば、政権交代もカンタンなのだ。

よし、と意気込んでチラシを渡す。

が、素通り。

「あぁ、私もそうだったよな」と思う。

「選挙とかその日いって、顔と名前みてなんとなく好きな人選ぶし」みたいなね。

 

後日、家で夫とどうしたら若い人が選挙に行くかなぁ?と話した。

ダサいかダサくないかみたいなのが大事な若者にとっては「選挙いかないとかダサいよね」とかいうのが浸透したらいいのかな?

なんて私が言うと、

夫「いやぁ、おじさんおばさんがどんなこと言ってもぜったいうざがられるだけでしょ!俺だったら絶対やだな。」と。

そうか、そうだよね(^^;。

若者には若者を突き動かす人たちからの発信が一番だよな、とも思う。

そして、「選挙?」「関係ないし」という感覚が自然に生まれてしまう私たちの教育を変えていきたいよね。

教育費が大学まで無償化になっている国をうらやましく思っている自分がいるけれど、

大学まで無償化ではない日本にしたのは、まぎれもなく若かった頃の私と私たちの上の世代の人たちだから。憧れている場合ではないんだよな。民意が変われば変わることなんだもん。

 

話がそれた。

 

赤ちゃんおんぶしてチラシを配っていたのは20分くらい。

その時間内に5名の方が私に「入れてきたよ!」と声をかけてくれました。

素通りの連発からの、ダイレクトな反応は強烈にうれしいものがあります。

「ありがとうございます!!!!!」

と胸が熱くなって、涙ぐんでしまう。

全員おじいさんおばあさんなのだけれど。

 

自分の考えとすべてが合致する政党や候補人がいるとは思わない。

むしろいたら怖い。(思考がまったく同じ人間なんていないから)

だから、私はちょっとでも共感する部分、応援したい部分がある人を選びます。

今回思ったのは、いろんな人の話を聞いてみよう!ということ。

知らない、興味のなかった、明らかに違うだろ、と感じる政党の人の話も聞いてみよう。ということ。

まずは、一人の人の話を聞くこと。そこに至った想いや、成し遂げたい想いと自分を照らし合わせる時間は、とても意味深いものだと感じました。

 

 

帰ってから、、

 

子育て中でなかなか演説聞けるタイミングがない私は、自分の選挙区で立候補されている人の演説をYouTubeで聞きました。

 

こうして、また一つ政治が身近になりました。

やっさん(うすいりえさんの大学時代のあだな)、チャンスをくれて、希望をくれて、ありがとう!

最後まで全力疾走応援してます!

 

 

世田谷のみなさん、よろしくどうぞ!!!